質問力を鍛える5つのポイントを伝授します!
コミュニケーション力は質問力にかかっている?
人の話を少し聞いているだけで沢山の事を理解してしまう人もいて、よく話を聞いても理解に苦しむことが多い人などはうらやましい・・と感じます。
1を聞いて10を知る事が出来る人、こういう人になるためにはどのような事が必要なのか、またこういう人はどのように仕事をされているのでしょうか。
1つ聞いて10を理解できるという人は、逆を返すと1つのことに対して10の質問がすぐに浮かぶ人といえるのだそうです。
例えば人に商品を売りたいと思う時、相手の方に信頼してもらわなければ商品を購入してもらう事等できません。
ではお客さんに信頼してもらうために何が必要なのかというと、お客さんの要望を聞く、話を聞くこと、これによって信頼を深めてもらえます。
この「聞く」ことについて、疑問を持ったことがあるか?これは私が理解している聞くという理解なのか、お客さんがいう要望というのはどういうことなのか?いやまて、信頼を得るというのはそもそも、どういう状態になったら信頼を得たと確信できるのか?と、聞くことに関して当たり前に思わず、どうして?という感覚を持つことが大切なのです。
当たり前、それはふつうにわかる事でしょ?というものを全部疑ってみて、本当に必要な事が何か、知りたいことは正しいのかどうかと考えてみることが、質問力を鍛えるポイントになるのだと認識しておくことが必要です。
質問力があるという人はどういう人なのか
自分はこう思っている、でも人はどうなのだろう?と意見を聞くことができる、これは、相手の人がどのくらい物事をわかっているのだろうか把握するためにもなります。
質問をする前に、自分がわからないことをメモしておく人は次第に聞くべきこと、疑ってみるべきことが見えてくるので、質問力が向上します。
同じ事を何度も質問するという事は、わかっているようでわかっていないという事、何度も同じ事を聞かれたら、人の話を聞いていない人として認識されます。
聞いたことはメモにして、質問する前に把握しておくべきことがないかを確認しておきます。
質問力が低い人というのは「じゃあ僕はどうしたらいいですか?」と簡単に、仕事の進め方を人にゆだねてきます。
これは受け身の姿勢で、この状態で人から信頼してもらう事はできません。
○○をしたいのですが、お聞きしたい事は○○のポイントと、チェック方法です・・という様質問を絞っておくと、やる気を感じ信頼して仕事をさせるべき相手としてみてくれる可能性が強いです。
簡単な事ならまだしも、1回で物事をしっかりと理解される方は少ないです。
物事をしっかり理解するためには、まず人から言われたことを自分の言葉に置き換えて、その上で確認します。
自分でしっかり物事を考えて自分のものにしてから質問等行っていくことが必要なのです。
また質問をする時にも、○○をしたいので○○の仕方、作業方法を教えてほしいという言い方をすると、目的が相手に伝わり、教えやすくなります。
相手がどうしたいのか、どういう質問を受けたら応えやすいのか、相手の気持ち、心の中を考えて主体を自分にして質問することで、話し相手はしっかり質問を聞いて、真摯に答えようという気になるはずです。