送別会などで「お花」を贈る時に知っておきたいマナー
目次
- お花を贈るという機会に知っておきたいマナー
- お花を選ぶポイントはどんなことに注意すればいい?
- お花の形もしっかり考慮して
- ラッピング、うつわ等も考えて
- お花にプラスアルファの贈り物を添えるのはアリ?
- お花を贈る際のマナーを理解しておきたい
お花を贈るという機会に知っておきたいマナー
人生の中で、お花を頂くこともありますし、お花をプレゼントするという事もあります。
送別会、開店祝い、それに卒業や悲しみの場面でもお花を届ける、贈り物にするという事があります。お花に詳しい人、またお花をプレゼントする時に知っておきたいマナーを理解されている方はいいのですが、お花の事を知らない、いつもお花屋さんに依頼して終わりという場合、マナーも選ぶべき花も理解されていないことが多いのです。
社会人としてこの先、お花を贈り物とする事は多くなると思いますので、選び方やマナーなどを理解しておきましょう。
お花を選ぶポイントはどんなことに注意すればいい?
お花を選ぶポイントで最も大切な事はイメージカラーだといいます。
例えば静かなイメージのある方に、明るくて華やかなお花を贈るよりも落ち着いた雰囲気のお花を上げる方が似合うと思います。また元気いっぱいという女性については、明るいビタミンカラーと呼ばれるお花を上げるようにすると、私はこういう明るいイメージ?と喜んでくれるでしょう。
ただ、このカラーについてはあくまでもあげる側のイメージカラーという事になるので、明るい子に明るいお花を贈ったら「もっと落ち着いたものが好きなのに」といわれたことがあるという方もいます。贈る方のイメージに合った色のお花を贈るというのは難しい事ですが、普段利用しているファッション小物とか、財布などの身の回りのグッズから色を選ぶという事でもいいと思います。
お花の形もしっかり考慮して
送別会で利用するお花はアレンジと花束がありますが、贈られた方に聞いてみると、アレンジのお花がいいという方が多いです。
アレンジというのはお花屋さん、またフラワーデザイナーがお花を選択して水分を含ませたスポンジに切った花を挿したものです。花束とアレンジどちらもキレイなのですが、持ち帰ってからアレンジの方が長く持ちますし、今は昔のように自宅に誰でも花瓶があるという事もありません。
そのため、アレンジの様にそのまま飾る事が出来る方安心です。花瓶がない場合でも、コップや瓶などを利用して刺すことができますが、やはりそのまま飾っておける方が楽です。
ラッピング、うつわ等も考えて
送別会の場合、一般的に予算は5000円位といわれており、1万以上のお花を贈るという人は稀です。
贈る相手の好みによって、ラッピング、器を個性あるものにすると喜ばれます。
男性に贈る場合、ピンクのラッピングというのも何となくイメージではないので、黒やゴールドのラッピングなどを利用することもあるようです。
お花にプラスアルファの贈り物を添えるのはアリ?
お花は、どのようなケースにおいても「プレゼントの定番」であることは間違いないのですが、贈答用に使われる花の用途は、専ら観賞用です。そのため、花も「実用性」という点に関してだけは、優れているとは言い難いものがあります。
直接的に言うことは無くとも、できることなら「花よりも実利のあるプレゼントが欲しい」と考えている人が多くなるのも、無理はないでしょう。
そんな時は、花にプラスしてカタログギフトのような実用性の高いプレゼントを添えるのも手です。値段や用途を分けたカタログギフトを取扱っているお店も多く、予算や目的に合わせて最適なギフトを選ぶことができます。
もちろん、花を贈る相手に何か欲しい物があれば、それをチョイスしたうえで花と一緒にプレゼントをするのも手です。いずれにしても、花だけのプレゼントでは何か物足りないと感じる際に、これらのプレゼントをプラスするようにしましょう。
お花を贈る際のマナーを理解しておきたい
取引先にお祝いの鼻を贈るという場合、例えば開業のお祝い、就任のお祝いなどは、祝い花を贈ることになりますが、これは胡蝶蘭が定番とされています。
胡蝶蘭は見ただけでも値段がわかる花なので、お返しもしやすいといわれています。通常お花が1本で1万といわれるので、3本あれば3万、こうして金額がわかりやすいので、こうした祝い花には胡蝶蘭がいいといわれているのです。お手入れをすることで1年、2年と持つ場合もあります。
とはいえ、お手入れが必要となりますし、ずっと開店祝いで頂いた花がある状態というのもどうなの?と思う方も少なくありません。そのため、胡蝶蘭以外にも様々な工夫を施した花が贈られているようです。
業界によっては胡蝶蘭が基本とされている場合も多く、この場合、目上の会社の胡蝶蘭の本数よりも多く贈らないようにするなど、気を遣わなくてはならないこともあります。