答えたくない質問をかわしながら相手を満足させる会話術
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自分の事は知られたくないこともある
人と話すのが苦手、初対面に弱いという人もいますが、そうではない場合でも、自分のことで話したくないこと、知られたくないことが誰にでもあると思います。
仕事、プライベート、日頃の生活の中でも、これは個人的にいいたくないと思う事が誰しもあるでしょう。
また仕事の中で相手が知りたいと思って話をしてくることでも、ビジネス上、相手に伝えたくないこともありますし、お話しできないこともあります。
自分のプライベートな事を聞かれても話しをしたくないという場合もあるので、自分の事を話せず、人と話をうまくする方法を理解しておくといいと思います。
相手の方に話をしてもらうこと
相手から質問をされてこちらが応答する、言い方を変えると相手から攻撃されてそれを受けるのではなく、逆に相手を攻撃して自分を守る、この会話術を覚えておくと安心です。
全く面識のない人と話をする場面ならまず仕事内容を聞く、同僚との話の中なら、週末何をしていたの?と聞いてみる、ランチの場面では自分が酸化していなかった場面について、どうだったのか?と話をすると、その人はそこにいなかった、その上で知りたがっていると判断してくれるので、どんどん話をしてくれるはずです。
こうした話をしてから次に質問する時には、長い会話になるようにと考えておきます。
例えば仕事が何か?と相手の方に質問したのなら、もうそのお仕事は長いんですか?そういうお仕事は気を使って大変でしょう・・・と、とにかくこっちの話にならないように、その方の事を聞きだします。
相手にとってはこちらの事に興味を持ってくれて質問していると考えますので、初対面ほどしっかり丁寧に話をしてくれると思いますし、こちらの事をほとんど話さなくても、相手は長いこと話をしていたので、親しく話をしたという気持になります。
相手に質問しつくしても、質問された場合
相手の方のお話を聞くというスタンスで頑張ってきたけれど、質問されてしまうという場合もあると思います。
例えば、就活している時に、就活はどうなっているの?とあまり言いたくないことを聞かれることもあります。
好きな人とか付き合っている人はいるんですか?なんて、完全にプライベートな質問をいきなりぶつけてくる人もいいるので、この場合ははぐらかすよりも、逆にそれをいい機会に質問してみます。
例えば就活はどうなの?といわれたら、「面接とか受けて頑張ってますけど・・・それよりもこの間、面接に行く途中、こういう事があってさ」と別の話に切り替えたり、「好きな人いるの?」と聞かれたら「好きな人って・・そういえばタレントの○○、初恋の相手に告白しててさ」と関連しているようで実はまったく関係ない話に切り替えます。
こういう話術を使ってもしつこく人の事を聞いてくる・・・という場合、「ちょっと、よばれたみたいで・・失礼します」といってその場を去るとか、携帯をみて「あ、着信があったみたいでちょっとすみません」と場を離れます。
どうしても相手に話をしなければならないこともあると思いますが、絶対に話したくないことを無理に話すことはありません。
相手との会話を自分リードにするスタンスで、会話術を磨いていくことで話したくない事を話さないことも可能になります。