東京駅の「丸の内駅舎」の魅力とは!?
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美しい建物
駅が観光名所になるなんて、全国探してもここだけではないでしょうか。
丸の内駅舎の堂々たる構えや色遣い、豪華さ、品の良さなど100年前の建築だなんて信じられません。
しかも当時としては珍しかったであろう免震構造が施されています。
免震レトロフィット工法はフランス人技師によるもので、東京にある名だたる様々な建築物にも同じく導入されています。
これはどういった工法かと言いますと、工事をしながら通常どおり建物をそのまま使用できるというものです。
当時はまださほど一般的に普及していない最新技術でした。
この工法を採用したからこそ、かの関東大震災にも耐える事が出来たのです。
ここから関わった人たちの先見の目をうかがい知る事が出来ます。
100年の歴史を誇る丸の内駅舎
昨年度が実は丸の内駅舎100周年でしたから、テレビメディアでも大々的に報道されました。
今まで何気なく使用していた丸の内駅舎に、あれほどの数奇な運命が刻まれていたという事に、あらためて感動を覚えます。
また丸の内駅舎内に設置された駅ホテルの豪華さはなんとしたことでしょうか。
時代を創ってきた著名な人たちからこよいなく愛されてきた東京駅丸の内駅舎を、東京ツアーの1つに加える事で、歴史ロマンにひたるというのも乙でいいものです。
東京大空襲で焼失した3階部分の屋根を創建当時の姿に復活させたという事も、当時を知る人たちには感無量といったところでしょう。
東京駅の見所
東京駅全体の外見を眺めて写真に収めるのも楽しいのですが、一番の見所は南北ドームの天井にはめ込まれた天井レリーフです。
創建当初のレリーフを生かす形で強化剤含浸されて現在のようなレリーフに仕上げています。
さらに八角部分に施されたハトの彫刻が、躍動感にあふれている事に加えて未来へ向かって羽ばたく希望をも示しています。
ハトは平和のシンボルとしても使われる事も意味深さを感じさせます。
レリーフを囲むように設置された十二支の彫刻のうちの8つは、縁起をも担いでいるのでしょうか。
アート作品として見る事もできる南ドーム天井をぜひご覧ください。
東京駅おすすめスポット・イベント
東京駅を観光するならぜひ話しの種に“東京ステーションホテルを利用してみてください。
全国駅ホテルは数ある中で、ここまで豪華な施設はないはずでしょう。
とりわけ創立100周年を迎える今年は、ホテル・レストランフェアが開催されます。
ここでしか手に入れる事が出来ないレアなグッズもありますから、贅をつくした各種コースを堪能してください。
100周年限定のクリスマスフェアでは、地域で活動しているnpo団体とのコラボで、ヒノキ製オーナメントや福祉施設お手製商品の展示即売会やチャリティーバザーなども開催されます。
今年のクリスマスはいつもとはひと味違ったクリスマスを体験してみませんか。