しっかりマスターしよう!自分の要望をうまく伝えるポイント

会話はビジネスの基本・・伝え方を理解しよう

ビジネスの場面では人と全くコミュニケーションをとらないという仕事は本当に珍しく、営業以外でも人に対応しなければならない場面が出てきます。
会話からビジネスが成り立っていくという事は、サラリーマンの方々はみなさん熟知されていると思います。

ただ伝える力が強い人は、やはりビジネスの幅も、人脈も広がっていくもので、魅力的な話し方、伝え方ができる人は常にいい仕事が出来ているとも考えられます。

佐々木圭一氏の「伝え方が9割」という著書がありますが、これを読むと伝え方というのはセンスや元々の才能というよりも、技術なんだという事が理解できます。

言葉は作るものという考え方

言葉というのは思いついて話すのではなく、自分で作るもの、こういう解釈をされています。

頭に浮かんで口に出す、文章にする、この場合、頭の回転の速さ、センスなどが関わってきますが、重要な場面で言葉を作ってから発するようになると、相手に要望をしっかり伝えることが出来たり、心の内を知らせる事がうまくできるようになるといいます。

佐々木さんが実行している要望を伝える言葉を作るステップは、まず自分の頭の中で浮かんだ言葉をそのまま言葉として発しない、次に相手の頭の中を想像してみる、最後に相手のメリットと一致すると思うお願いを「つくる」というステップです。

物事をうまく進めていくためには、相手との会話でノーといわれる回数よりも、イエスといわれる回数を増やすことがポイントだと伝えています。
その為に、相手の方が何を考えているのか、想像し、その考えとメリットが一致するお願いをすると、イエスの回数が増えるという具合です。

強さを感じる言葉は高低差が鍵となる

佐々木さんは強いコトバとは、人の感情を動かすエネルギーをもっているコトバとしています。
これをコトバエネルギーとしているのですが、これを生み出すためにはどんなことがひつようなのか、そこに高低差が必要というのです。

会話の中で何となく伝えている言葉、そこにちょっとドキドキするような演出を与えることで、コトバには高低差が付きます。

あなたの事が好きですというよりも、人の感情を揺さぶるコトバとしては「考えたくないのにあなたのことばかり考えて、嫌いになろうと思っているのにどうしても好き」という方が、相手に対するインパクトは強いです。

この相手の感情を揺さぶるコトバエネルギーがある強いコトバを発するためには、5つの技術「サプライズ」「ギャップ」「赤裸々」「リピート」「クライマックス」があるといいます。

考えたくないのに考えてしまう、嫌いになろうと思っているのにどうしても好き、については、ギャップの技術です。

ではビジネスの世界ではこの5つの技術の中で何を使う事が有効になるのかというと、クライマックスといわれています。
人が集中をたもてる時間は20分といわれているのですが、クライマックス法を利用することで、相手の集中力をこちらに引き戻すことができるのです。

話しの最後、相手の集中が切れていると思う時に、「ここだけの話にしてほしいのですが」とか「これはちょっとしたポイントになるのですが」「これだけは確実に覚えてください」という言葉などがクライマックス法でよく利用される言葉です。

こうしたことを言われると「ん?しっかり聞いておかなくちゃ」という気になりますし、集中が途切れないようにしっかり聞いておかなければと思わせます。

佐々木さんのこの伝え方が9割という本は、ビジネスシーンでもプライベートシーンでもかなり活用できる本です。
知っているのと知らないのとでは相手に伝える言葉の力が全く違ってきます。